テアトルみどり座

映画の感想、見どころを気ままに紹介しています。

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2020年テアトルみどり座が選ぶベスト作品!


皆さんこんにちは!支配人のみどりです。

いやあ、やっとこの記事を書ける時が来ましたよ~。

これやりたかったんです!

前回の無頼の記事でようやく昨年2020年鑑賞した作品を全てアップできまして、このタイミングで1年の総決算をしたいとずっと思っておりました。

既に世間はゴールデンウィークの真っ只中ですが、筆がそんじょそこらのブロガーとは比べ物にならないくらい遅いので大目に見てやってくださいませ。

今年こそは12月31にはアップできるよう頑張りますね!

 

2020年に劇場で鑑賞できた作品93本

その中からこのみどりが独自の視点でベストを選んでみましたよ。

あくまでこの選出は私見がふんだんに盛り込まれておりますので、ご了承ください。

では早速作品賞からいってみましょう!!

 

 

 

ベスト作品賞

2020年、みどりが満点を付けた作品はちょうど10本

その中からベスト5をカウントダウンでご紹介しましょう。

 

第5位:mid90’s

俳優ジョナ・ヒルが監督の才能も発揮してくれた作品。

誰もが持っている『全てが輝いて見えた時代』を見事に映像化してくれた作品でした。

 

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第4位:アルプススタンドのはしの方

公開当初、場所が甲子園じゃないと一目で解ったとかなんとか厳しい意見も聞こえましたが、なんだかんだ言っても本作を2020年ベスト級に選んだ評論家多数。

本作を鑑賞した時期、ある事でみどりは人生に絶望を感じていました。

しかし本作がこの小さな背中をグッと押してくれて、また前を向こうと思えたのです。

そんな思い出深い作品でもありますね。

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第3位:悪人伝

今年一番のエンタメ作品。韓国作品の底力をこれでもかと見せつけられ、鑑賞後日本人として悔しさまで感じた傑作。特に高価なCGやスペクタクルシーンも使ってないのに、なぜ邦画は太刀打ちできないのかとね…。スタローンが手掛ける予定のリメイク版を心待ちにしております。

 

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第2位:薬の神じゃない!

オールタイム級の傑作。ちょうど『鬼滅の刃~無限列車編~』と公開が被っていまして、アプリ「映画ランド」内で,

『「鬼滅」もいいけどこんな作品が評価されるようになってほしい』

とコメントしたところ初めて二桁いいねが付いたというね(笑)

なぜパンフレットが制作されなかったか未だに謎です。

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そして栄えある2020年最優秀作品賞は!?

 

 

第1位:1917~命をかけた伝令~

こちらに決定しました!

ワンカット撮影がこんなにも作品内に没頭できるなんて夢にも思いませんでした。

劇中地下の壕でブービートラップが爆発するシーン、あまりにびっくりし過ぎたみどりは体が浮きすぎて思わず立ちあがってしまうという。こんな経験初めてでしたよ(笑)

3Dでも4DXでもなく没入感にはワンカットが一番効果的なんではないかとも思いましたね。

そしてファーストショットとラストショットが対になっているというこれまた作家性がほとばしる演出もにくかったです。

 

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さて、ここからは各部門の受賞のみをご紹介いたします!

 

ベストガイ

マ刑事(エクストリームジョブより):チン・ソンギュ

彼がいなかったらあのチキン店はここまで繁盛しなかったはず。水原の秘伝のタレは物語の重要なエッセンスとなりました。

『犯罪都市』で狂暴性を全面に出した演技とは真逆のとぼけた、そして頼りがいのある人物を好演していましたよね。

 

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ベストガール

ラモーナ(ハスラーズより):ジェニファー・ロペス

黙って私についてこいみたいな雰囲気ではなく、あくまでさりげないリーダーシップは管理職の教則ビデオに採用されてもいいのではないでしょうか。

あの逮捕されるシーン、ゆっくり両手を上げて投降するシーンは未だに頭から離れません。

 

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楽曲賞

「Flowers」(アンダードッグより):石崎ひゅーい

ギリギリまで『LETO』の「Once You Were a Bitnik」と迷いましたが、エンドロールの映像も手伝ってこちらに決定。

あの未来に向かって力強く走っていく森山未來の姿とこの曲がマッチしすぎて、今だに勇気をくれています。

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ベストドキュメンタリー

ようこそ映画音響の世界へ

はりぼてと少しだけ迷いましたがね…。やっぱりドキュメンタリーとはいかに目から鱗が落ちるか。(それだけではないですが)

まだまだ知らない映画の分野を解りやすく教えてくれた最高のドキュメンタリーでした。

 

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ベストチラシ

この世の果て、数多の終焉

文句無しに一番カッコいい!

この主人公のうつろな表情、そしてジャングルを思わせる緑がかった背景、そしてフォント。本編の狂気性を全て提示している秀逸なデザインでした。

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では最後に当ブログみどり座が一番(?)力を入れているパンフレット部門。

これはベスト3をご紹介しますね。

 

ベストパンフレット 

第3位:82年生まれ、キム・ジヨン

このGeorge’sで売ってそうなお洒落メモ帳のようなデザインに、原題しか記されていない表紙がいいです。しかもこれ縦開きってのがまたグッドなデザイン。読みにくいですけど(笑)

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第2位:ブルース・リー4Kリマスター復活祭2020

ポスター原板だけでもファンの心を鷲掴みなのに、詳細なスタッフ・キャストプロフィールに心底感動しました。結構な方がお亡くなりになられているのには悲しくなりましたけどね。

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第1位:ミッドサマー

このぶっ飛んだデザインは手にした瞬間から本部門大賞確定の手応え。大島依提亜さんのセンスが爆発している1冊。

アニメでもアイドルでもない作品のパンフレットが初週で売り切れている劇場続出。あまつさえフリマサイトで定価以上の価格で飛ぶように売れていたのは驚きました。

 

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不揃いのページなんか最高です。裏表紙には「あの絵」も!

 

 

まとめ

いやあ書いていて凄く楽しかったです!やっぱり1年を振り返るって大事なんだなと心から思いましたよ。

とにかく2020年はコロナに振り回された1年でしたよね。みどりも二つのミニシアター救済用クラウドファンディングに出資させて頂きました。

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お礼のハガキ。この他Tシャツも送ってもらいました。

ジャックアンドベティの幕間に自分の名前を初めて見つけた時は感動しました(笑)

 

来年、というか今年2021年はどうなる事やら。

次回はこれもやりたかった「2020年ワースト」です!

お楽しみに!

 

 

 

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