テアトルみどり座

映画の感想、見どころを気ままに紹介しています。

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女子の心をデトックス!『ハスラーズ』感想と見どころ

ハスラーズ:原題(HUSTLERS)

2019年 アメリカ

監督:ローリーン・スカファリア

鑑賞日:2020/2/7

劇場:109シネマズ湘南

 

皆さん今年のスーパーボウルのハーフタイムショーご覧になりました!?

シャキーラとジェニファー・ロペス、ラテンの歌姫夢の共演!

もうみどりはあまりにも興奮して、初見では思わず泣いてしまいましたよ。

あ、ここでご説明いたしますと、支配人みどりの涙腺反応には『悲しい』、『嬉しい』、『悔しい』、『切ない』が主な感情種類でして、この他に『素晴らしい』というあまり他の方が涙しないジャンルがございます。今回のハーフタイムショーはこのすばらしさで泣いてしまった次第でございます。要するに感受性が半端ないので以後お見知りおきを。

 

ご覧になられてない方の為に動画を貼っておきます。

すでに1億回再生されている化け物動画(こう書くと勘違いされそうですが…)

この内多分100回はみどりの再生!↓

 

そんな話はどうでもよくてですね。

シャキーラ相変わらず可愛いかったぁ!J-loの貫禄凄まじかったぁ!

そんなJ-lo御年50歳!!!!

いやあ見習わないとですね!

あのステージで披露したポールダンスは恐らく今回ご紹介するこの「ハスラーズ」で体得した技かと思います。この為に彼女4か月もみっちりトレーニングされたそうで、あまりアピールされてないですが上半身の筋肉は目を見張るものがありました。

それでは本作のあらすじを

 

 あらすじ

中国系アメリカ人のデスティニー(コンスタンス・ウー)は祖母を養う為にストリップ・クラブで働き始めた。

しかしこの稼業なかなか厳しいもので、ダンサーは客からのチップで生計を立てているのだが、店へのロイヤリティや遅刻などのペナルティを払ってしまうと、アピールの無いダンサーの手元に残る金はわずかであった。

上手に稼げないデスティニーはある日、トップダンサーであるラモーナ(ジェニファー・ロペス)とタバコ休憩で出会う。

彼女のオーラは別格であった。客に媚びる事無く、彼女が優雅に舞うだけでウォール街の証券マンは金をステージに投げうつパワーを持っていた。紫煙のひと時にラモーナに教えを乞うデスティニーに優しくアドバイスをするラモーナ。その日から二人はタッグを組むことになる。

ポールダンスの特訓の成果もあり、ラテン系とアジア系のコンビは大成功し、デスティニーの生活は潤いはじめた。

しかしそんな夢の時間は長くは続かなかった。

2008年、リーマンショックの影響でクラブにも大きな荒波が押し寄せる。

金をばらまく客が来なければダンサー達はお茶をひくばかり。ここらが潮時かと思ったデスティニーにラモーナがある提案をした…。

 

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パンフには辛酸なめ子さんや三浦瑠麗さんのコラムを収録

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三浦瑠麗さんの英語表記が「LULLY MIURA」だと初めて知りました。

 

主要キャスト

デスティニー:コンスタンス・ウー

中国系アメリカ人。祖母と二人暮らしで生活費は彼女が稼いでいる。

アジア人特有の奥ゆかしさもあり、初めはストリップでうまく稼げなかったが、ラモーナのリードもあって稼げるダンサーになっていく。

 

ラモーナ:ジェニファー・ロペス

クラブのトップダンサー。娘がいて一人で育てている。娘のやりたい事は何でもさせてやりたいと願う子煩悩なシングルマザー。カリスマ性も兼ね備えており、周りのダンサーやクラブのスタッフも一目置いている姉御肌。

 

メルセデス:キキ・パーマー

黒人のダンサー。彼氏が懲役中で、一流の弁護士を付ける為にダンサーとして稼いでいる。

 

アナベル:リリ・ラインハート

白人のダンサー。仲間内では可愛いさ担当。猫を飼っていて、嘔吐癖がある。

 

 

 

見どころ

やっぱりココでしょ!

ストリップの華といえば?そう、ポールダンスだよね(なつかしの一発芸風に)

ジェニファー・ロペスのステージのシーン。彼女のダンスだけで札束が舞うシーンは圧巻!

今をときめく田中みな実の名言「おっぱいまでが顔です」。胸まで人目に晒されても、何も恥じる事はないくらい日頃のケアを怠らないと断言する彼女は素敵です。

しかし、ジェニファー・ロペスはその上をぐぐっと行き、もうつま先まで顔と言わんばかりの仕上がり!

ポールダンスのシーンは柔軟な下半身に目が行きがちですが、是非とも上半身、特に肩口に注目して頂きたい。齢50歳とは思えない素晴らしい筋肉に見とれてしまいました。

帰宅後すぐに筋トレをしたくなります。

 

使われている楽曲のセンスが光る!

サントラ良かったですねぇ。特にみどりが注目したのはLORDEの「Royals」。この曲の使い方が死ぬほどカッコよかったです!あの気だるい感じの雰囲気が、あのクライマックスのシーンにぴったりで、プロモはもうこれにして欲しいくらい。

 改めて見るとあのシーンにこの詩もがっつりハマってます↓

 

 

まとめと総評

しかし当時のウォール街の男達ってみんなあんなだったんですかねぇ。

どうも近年のヒット作、ディカプリオ主演の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を彷彿して、NYの証券マンの品位を疑ってしまいます。マイケル・ダグラスの「ウォール街」あたりを観直そうかと思いましたよ。

さて、本作は監督を初め、演者、スタッフもほぼ女性のシスターフッドムービーとなっておりまして、おすすめしたいのはやっぱり女性の方々

もう全編女子目線で描かれているので、男性にはいささか解りづらい場面も出てくるようでして。正直みどりには物足りなかったかなぁという印象。

公開前に話題となったカーディ・Bの存在ももう少しセンターよりに描いて欲しかったですねぇ。

という訳で評価は、

 

☆☆

 

現時点で「アナコンダ」の続編がJ-lo主演で公開されるなら、大事な予定をキャンセルしてでも観たいです。

 

アルバムもいいっす!

 
ウォール街ムービーといえばこれ!
なぜコッチでディカプリオがオスカー取れなかったのか、未だに疑問が残る作品↓ 

 

正統派はやはりコッチを選びますかね…。チャーリー・シーン若い!!↓

 

 

 

 

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