バルタザールどこへ行く
原題:AU HASARD BALTHAZAR
1966年 フランス、スウェーデン
監督:ロベール・ブレッソン
上映時間:96分
少女ムシェット
原題:MOUCHETTE
1967年 フランス
上映時間:80分
鑑賞日:2021/2/13
劇場:シネマジャック&ベティ
こんにちは!今回は初の2本立てでお届けする支配人のみどりです。
この度ロベール・ブレッソン監督のリバイバル上映を鑑賞してきました。
最近のフランス映画に味気無さを感じていたので、ここらで巨匠と言われた監督の作品を観てフランス映画を見直してみようと思った次第です。
ブレッソン監督をご存知ない方向けに軽くご説明を、
元々は写真家の方でして、俳優陣の”演技”を人工的なものだと酷く嫌う傾向にあったそうです。
そのため作品に登場する演者はあえて素人ばかりを集め、彼は俳優ではなく「モデル」と呼んだとか。こういう職人気質なところは実にみどり好み。
そう実は監督の作品を鑑賞するのは今回が初めてなのです。
あらすじ
バルタザールどこへ行く
小さな農村で、農園主のジャックと幼馴染みのマリーは生まれたばかりのロバに「バルタザール」と名付け可愛がる。だが時は経ち、バルタザールは別の飼い主の元に。やがて逃げたしたバルタザールは美しく成長したマリーと再会を果たすのであった。
少女ムシェット
重病に苦しむ母と、酒に溺れ暴力を振るう父。自分が面倒を見るしかない赤ん坊を抱え、14歳のムシェットはひたすら孤独な日々を過ごしていた。家でも学校でも居場所のないムシェットは森にニケ込み、密猟者のアルセーヌと遭遇する…。
まとめと総評
いつものように「見どころ」が無いのは、この二つの作品を鑑賞して率直に言わせてもらうと、
よくわかんなかった・・
なので見どころもへったくれも無いというね。
『2001年宇宙の旅』のように理解できない事が美学のような作品でもないし、キチンとプロットは存在しています。しかしですね、演者が素人さんなのか、演出が好みでないのかアクション一つ一つが「何をしているのか解らない」んですよね。
例えば女の子がしゃがみ込んでいるシーンだとすると、こうしゃがんで何をしているのか解らない。
『バルタザールどこへ行く』は冒頭から時間が飛ぶのですが、成長した人物との照らし合わせが難しく、またここで踏み外したら今後の展開を全く理解できないみたいなね。
みどりにはまだ早かったみたいです(汗)
それでもこの2本は巷での評価は結構高いのでご興味あれば観てみて下さい。
みどりは、、
☆
はっきり言ってこの評価には勇気がいりましたが、全く響かなかったでしょうがないっす(笑)
シネマジャック&ベティではこのような素敵なカレンダーも特典で配られていました ↓