スーサイド・スクワッド:(原題)Suicide Squad
2016年 アメリカ
監督:デヴィッド・エアー
上映時間:123分
鑑賞日:2020/3/19
劇場:BS ザ・シネマHD
いつまで続くのかこのコロナショック。
お陰で公開を控えていた話題作が軒並み公開延期。
本作を鑑賞した時は緊急事態宣言発令前だったので、販売席数を半分にしたり、席を一つおきに販売するなど劇場側の営業努力も涙ぐましいものがありました。
そんな中、我々映画ファンの心情を察したのか『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』だけは予定通りの3/20の封切り。
なんかこの配給会社の姿勢に感動を覚えましてね。当然感染リスクは最大限に抑えるのは言うまでもないのですが、劇場も観客も出来る事は可能な限りやる事で映画業界を支えていこうというメッセージが含まれていたと思うのですよ。
この記事を書いている現在は映画館の営業休止要請が出てしまったので、我々もしばし耐えなくてはならないのですが、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の興行収益は業界の不測の危機に凄く貢献したと感じますよ。
その一端をみどりも僭越ながら担いたく、本作で予習をとあいなった次第でございます。
実はみどりは“アメコミの実写”が結構苦手でしてねぇ。
アベンジャーズ関連も全く観てないのですよ。
そんなわけであらすじから、
あらすじ
スーパーマンの死から数か月、米国政府の高官アマンダ・ウォラーは新たなるメタヒューマンへの対抗策として、死刑や終身刑になって服役している犯罪者を減刑と引き換えに特殊部隊、通称“スーサイド・スクワッド”(決死部隊)を構成した。
メンバーは殺し屋のデッドショット、元精神科医でジョーカーの恋人ハーレイ・クイン、炎を自在に操れるエル・ディアブロ、強盗のキャプテン・ブーメラン、遺伝子が突然変異したキラー・クロック、縄を使う暗殺者のスリップノットの危険な面々。
彼らはリック・フラッグ大佐の指揮下の元に束ねられる。
一筋縄ではいかない面々の首輪として、各個人の首にはナノ爆弾が仕込まれた。これは米つぶ大だが威力は手榴弾と同等。命令に背いたり、逃げたり、大佐をイラつかせたらアプリで爆弾を起動できる。
「地下鉄でテロが発生!」
早速スーサイド・スクワッドに出動要請がかかった。
その一方で、ハーレイの恋人ジョーカーがナノ爆弾を製造している研究所を襲撃していた…。
主要キャスト
デッドショット:ウィル・スミス
本名フロイド・ロートン。銃火器のスペシャリスト。
離婚した妻との間にゾーイという娘がいて、彼女とショッピングの最中にバットマンに逮捕されてしまう。
ハーレイ・クイン:マーゴット・ロビー
本名ハーリーン・クインゼル。元精神科医でジョーカーとのセラピー中、彼と恋に落ちて脱獄を手助けする。精神的・肉体的なショック療法を受けさせられ、猟奇的な彼女となってしまう。
リック・フラッグ大佐:ヨエル・キナマン
陸軍特殊部隊の大佐。スーサイド・スクワッドを指揮する。ジューンの恋人でもある。
エンチャントレス:カーラ・デルヴィーニュ
リックの恋人であるジューン・ムーンという考古学者に憑依した魔女。長い間封印されていたが、ジューンによって意図せず封印が解かれて彼女に憑依した。弱点は心臓でアマンダによって管理されている。
アマンダ・ウォラー:ヴィオラ・デイヴィス
スーサイド・スクワッドの提案者で政府の高官。スーサイド・スクワッドにエンチャントレス討伐を命じる。
見どころ
やっぱりハーレイですかね
本作でのマーゴット・ロビーをチラシ等で初めて見た時、一瞬ゲームの「ロリポップチェーンソー」の実写版だと思いました。
いやはや悪カワというんですか?ゴリゴリのホットパンツにおさげ髪で武器はバット。
とにかく可愛い!
みどりが一番萌えたのはカタナと初めて会った時、
「Nice to meet ya !」
このナイストゥミー“ちゃ”って発音にハートをかっさらわれましたよ。
細かくてすみません…
名曲の使いところもいいね!
サントラに既存の曲を使うのはとっても好み。
早速サントラをチェックしたのですが、大人の事情か全てを網羅されていないのが残念でした。このサントラ未収録の「悪魔を憐れむ歌」by ローリング・ストーンズ、「パラノイド」byブラック・サバスの2曲がよかったのにぃ!
使用箇所が絶妙でした。
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まとめと総評
さて、昨年のメガヒット作『ジョーカー』も冒頭の理由で未見のみどりが初めて観たDCコミックの実写版ですが、それなりに楽しめました。
たまにはこういう頭を空っぽにして楽しめる作品もいいですよね。
はい、とにかく今回は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の前哨戦という事であっさり目の記事になりましたが、評価はというと、、、
☆☆☆
となりました。以外と高評価!
一旦観ちゃうと楽しんでしまう食わず嫌い系なんですかね。